2023/10/13

シンギュラリティ(51)

   武内宿祢(9)。。。松本清張の「空白の世紀」と題する本があります。講談社文庫で1986年発行です。今回改めて読んでみましたが「空白の世紀」とは旨い表現だと改めて感心しました。私見では戦前の知識人であれば「空白にさせられた世紀」と表現するかも知れません。4世紀の史実を検証して通史として考えた作品です。主として東アジアとの交流を中心にこの「文字の無い時代」を考察したものです、そして作家の想像力で空白を埋めようとされました、