上空よりドローンにて撮影「写真提供 出口直俊氏」
鎮守の杜

太古の昔から神社は周りを森に囲まれていました。これは日本人の信仰が自然崇拝を重んじてきたことの表れです。古来、豊かな森の中では動物も昆虫も植物も人間も平等に共生してきました。特に木は最も長い生命力を持ち、何百年も、長いものでは何千年も地域の歴史を見守ってきました。木の命は私たちの生命のシンボルであり、信仰の対象となってきました。

森に囲まれた境内には御神体としての神木があり、しめ縄を巻いて崇めてきました。最近では開発のための自然破壊が進む中でも、鎮守の森は昔から神聖な場所として大事に守られて来たため、地域の自然を知るための貴重な手がかりとなり一定の存在感を持ち続けています。

最近の阪大チームの分析したデータによると、神社が近所にある地域で育った人は、そうでない人に比べて幸せを感じている割合が大きいと言う結果が報告されています。「神社や森の霊気を感じ、見られている感覚を持つことで素直で正直になり、人間関係が良好になるから幸福度が高まるのではないか」と言われています。

末永く平和で幸福でいられるよう、鎮守の森を大切に守り続けて行きたいと願うところです。

 
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