2023/2/9

映画生きる(59)

       生きる(13)。。。。。。。。。。大変可愛がることを「目に入れても痛くない」と表現することが有ります。英語では「目の中のりんご」と言うことを知りました。主人公渡辺勘治にとって息子は目に入れても痛くない存在でした。今風に言えば息子ファーストの人生を送ってきましたが自分病気を境に死期を悟り内なる声を聴きます。遺影で出演する妻とも多くの無言の会話が成された様子です。部下の娘さんに癌を告白する姿は遺影との対話の現実版のように感じました。バネで動くウサギの玩具をお守りにして新たに出発します。背景の音楽も今でも使われるハッピーバースデーやニューイヤーコンサートの曲です。数少ない挿入歌としてもよく効いています。