2022/12/12

映画生きる(13)

        ゴンドラの唄(13)。。。。。。。。舞台「生きる」の脚色を行った楠山正雄は編集者、児童文学者とも紹介されています。桃太郎、猿かに合戦、舌きりすずめ、金太郎、花咲かじじ、浦島太郎、ジャックと豆の木、一寸法師など粗筋は皆知っている話ばかりです。又「日本の神話と十大昔話」の本もあり是非読みたいと思っています。翻訳の中に「デブと針金」(アンドレ モーロア)も含まれていて体格の異なる男兄弟の冒険話です。やはり兄弟げんかはつきものの様です。アンデルセン童話集の翻訳者には森鴎外や菊池寛と名を連ねています。今日では児童文学として理解されていますが、森鴎外も60歳でなくなり夏目漱石も50歳前に亡くなっています。百年時代には高齢者文学が出来上がってきてもよい頃だと感じています。