2022/11/30

映画生きる(2)

        ゴンドラの唄(2)。。。。。。。。。誰にも公園のブランコにはいろんな思い出があります。主人公の努力で出来た児童公園にあるブランコに揺られながら、この歌を歌いつつ最後を迎えます。歌詞を以下に引用します。いのち短し 恋せよ少女(おとめ) 朱(あか)き唇 褪(あせ)ぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを、、、、、、、どう考えても定年前で孤独な老人が歌う場面と歌詞の若さ溢れんばかりの乙女との姿が不釣り合いに思いました。監督(黒沢明)は何を考えているのか? 作詞家吉井勇はこの映画の為でなく芝居の劇中歌として大正4年に作られたそうです。四番の歌詞を引用します。いのち短し 恋せよ少女  黒髪の色 褪せぬ間に 心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを