2022/11/30

映画生きる(1)

         ゴンドラの唄(1)。。。。。。。。この歌は大正4年に流行したそうです。昭和52年制作のこの映画の中で主人公を演じる志村喬がブランコに乗りながら歌う場面が特に有名です。映画を知る者にとって涙を禁じ得ない所です。これまで名場面と思って来ました。作詞家吉井勇の名前は知っていましたが良く知りませんでした。作曲者中山晋平(1887年~1952年)は「鞠とと殿様」でも良く知られています。アニメ監督宮崎駿はこの映画は冒頭の書類の山の中で主人公の働く場面が最も素晴らしいと言っています。宮崎駿は自分の癖として一つの場面だけ見聞きするだけで、作品全体の出来不出来が分かるとも言っています。話は変わりますが、NHKのど自慢大会の鐘の判定が出だしの一節で決まることが多く私は最近まで不思議に思っていました。自己流の判断では音楽でも絵画でも二つを直接比較すると、どちらが好きか分かり易いという事です。ダイエット続けられる人とそうでない人を見極める力もつけたいものです。