意志力（16）

 　　　　　　　　　計画（２）。。。。。。。。。人生の五計という本があります。生計、身計、家計。老計、死計の五つに人間の成長と合わせて区分してそてぞれ主な要点を取り上げています。私は人生本の中でこの考えを最も親密に受け止めています。よく人生山あり谷ありと言われまが、これらのいくつかの山を越えて来れた事だけでも幸運と思っています。自分の人生は意のままにはなりませんが、この区分は成長と不可分です。百年人生だと20年を一つの区切りとして考えると良いと思います。自分の８０歳以降の生活を想像することは大変ですが何歳まで自立してやっていけるのか？介護が必要なとき誰の世話になるのか？最後まで親の世話をみた立場からは子供に見て貰いたいのはやまやまですが、自助努力で介護年齢を短くする必要があります。高齢者の健康志向は健康寿命の延長と介護期間の短縮といった両面があり、まさしく家族家庭の大問題だと思います。江戸時代の養生訓という書物には驚くほど細かく日常生活の注意点が書かれています。