2022/9/11

秘すれば花(7)

        花(4)。。。。。。。。。大阪では漫才が盛んです。二人の掛け合いが多く一般にボケ役と突っ込み役に分かれています。視点が違うので捩じれた会話が続いて行きます。この捩じれの中に笑いが生じます。映画アマデウスのなかでピエロの服を着たシカネーダー(劇作家、俳優)が登場しますが、笑いの源としてピエロの役割も知られています。まさにウエストの分からない服装をしています。又この映画では全く学校で学ばないモーツアルトの笑う場面が何度もでてきます。相手を笑わす他にも自分自身の「ねじれ」を他人から指摘された時に、困った態度ではなく逆に笑い飛ばす様な勢いで対応しています。映画をみる私たちはこの笑い声に驚いてしまいます。微笑、空笑、高笑い、哄笑、苦笑い等多くの表現がありますが人生の捩じれが笑いを沢山生じさせているのではと考えています。