2022/9/8

秘すれば花(1)

         前回の映画「アマデウス」表題で取り上げる事が出来なかった神秘性について勉強していた時この言葉に出会いました。広く小説(渡辺淳一著)の題名でも知られています。著者は一回り年上で講演会に出席したこともあります。売れない頃にママさんからいつか貴方は大成するわと言われた一言が力になったと話されました。教祖さんの一言が長く心を占める事もあります。映画アマデウスもやっと「空白の年代」がある事を知りました。結果としてこの映画の「花」に気づきました。世阿弥はこう述べています。「お客に思いもよらぬ感動を与えることこそ花である」の見地は日本人だけの話ではないと思います。作者と読者、芸術家と鑑賞者の反応にもケミストリーなる言葉が使えるとしたら良いと思います。役者でなくても「花ある音楽家」の人生について学んで行きます。