2022/8/29

映画アマデウス(39)

           サリエリ(8)。。。。。。。。。。。。18世紀法皇や皇帝が中心だった頃モーツアルトは宮廷の音楽家を前にドイツ語のオペラの必要を説きドイツ的美徳について皇帝から説明を求められる場面があります。「愛」であると言うモーツアルトの言葉に先生は「イタリア人に愛を説くのか!」とお道化た態度をとります。7つの大罪や美徳をみるとこの映画には傲慢、嫉妬、憤怒、謙虚、貪食、節制など見られますが愛は7つの美徳には入っていません、想像ですが今日の愛は友愛から人類愛へと広がったのではないかと思います。まだわが国では大飢饉もあった頃貪食は確かに少ない食べ物を独り占めする面もあり罪と考えたのかも知れません。よく人体は飢餓に備える準備がされているが飽食に対しては備わっていないと言われます。