2022/8/17

映画アマデウス(18)

       殺人。。。。。。。。この映画の題名を「モーツアルト殺人事件」とすれば場所は18世紀末のウイーンで当時の音楽界の重鎮とライバルとの確執物語となります。、問題は凶器が分かっておらず、一般には病死とされた事案です。この映画では心理的圧迫による衰弱により35歳で亡くなったとなっており、その原因をつくったサリエリを犯人としています。当時のウイーンでは犯人を断定できず「殺した」という被疑者の発言を病気による妄言と捉えています。我が国では心理的に弱い若者がいじめで自殺する事例が報道されています。よく学校側の責任が問題となり又児童虐待の一つとしても心理面が知られるようになって来ました。成人の心理的圧迫による自殺もよく報道されます。江戸時代では切腹という事もあり官僚が責任を取って自殺し上司への責任追及を防ぐこともまれではありません。もしかしたら21世紀の罪のありようを示しているのかも知れません。