映画アマデウス（14）

 　　　　　　　　推理（２）。。。。。。。。。サリエリの告白を勧めた神父さんはサリエリの息子さんのような年でウイーンの名士であったサリエリの名前も彼の作曲した曲も知りませんでした。世間から忘れ捨て去られる自分の作品と逆に愛され好まれるモーツアルトの作品を実感して自分の才能の無さよりもモーツアルトの能力を正しく見抜いていた自分を確認します。サリエリの告白場面は精神病院の特別室でサリエリの年齢も高齢の設定です。歴史的に彼は1825年に亡くなっておりモーツアルト死後34年後です。まさに年下のモーツアルトが生きた35年近い年をモーツアルトのない人生を送ったことになります。この34年間については映画では触れていません。モーツアルトは父レオポルドが亡くなって4年後35歳です。