2022/8/11

映画アマデウス(5)

     音楽(4)。。。。。。。この映画が製作されたのは1984年で多くの人に好まれることになりました。監督ミロス フォアマンの前作「カッコーの巣の上で」以上に人気がでたのは音楽の力もあるのではと考えています。モーツアルト風の楽しさで難しい理屈や規則を乗り越える場面が多く見られます。社会派のように理屈が先行するのでなく楽しみながら周りを引っ張っていく様子がよく描かれています。サリエリは自分の音楽が忘れ去られモーツアルトの曲が人々の心に年々広まるのをモーツアルト死後に実感します。サリエリが活躍時は受け入れられた曲が忘れ去られたのと対照的でした。誰よりもモーツアルトの音楽を評価していた自分の先見の明を証明することになりました。同時代に媚びるのでなく後の人々に判ってもらえば良いが一つの考え方です。