2022/6/25

二が団子(28)

       黄鬼。。。。。。。。。ここでは嘴が黄色いの譬えの用法で使います。ハクは湯婆婆の所で魔術の修行の身です。湯屋で従業員のマネージャー役をしていますが、千に対してはどこかで出会ったことがある印象で親切に接します。彼は本名も千との出会いの場所も記憶にありません。湯婆婆の無理難題(銭婆から判子を盗む)を断り切れず実行しますが、判子に込められた死すべき力と命令を実行せよとの呪いの中で瀕死の龍の状態で湯屋に戻ります。千にハクと判断されニガ団子を投与され一命を取り留めます。盗んだ判子を元に戻いて許しを請う千の姿は何かハクのお母さんみたいです。沼の底駅近くの銭婆宅まで青龍が迎えに来て湯屋に戻ります。この途中で千は川で溺れかかった事を思い出しそして琥珀川の言葉でハクの本名を思い出すことになりました。琥珀川は埋められていてすぐに川の神として帰る所はありません。