二が団子（18）

 　　　　　　　モンスター客。。。。。。。湯屋での扱いの困難なお客としてオクサレ様やカオナシがあります。新人の千を接客に当てますが、皆の協力で浄化されたオクサレ様は河の神として又カオナシは銭婆の元で生活することで満足されています。鬼が島の鬼は村人から財宝を奪って行きましたがモンスター客は何を奪って行ったのでしょうか？極まれに不手際を理由に金を要求されることもありますが、お客が納得いくまでに対応に長時間かかる事です。大切な事は対応組織を前もって作っておくことです。最前線での長時間対応は好ましくありません。カオナシの事例で千がお腹の傷を発見したとき管理者の湯婆婆が陣頭指揮を執った場面は非常に迫力がありました。金を中心とした社会の中で平和に暮らしていますが、時に暴力や暴言そして無理難題が持ち出されます。この問答は平行線で決着が困難です。私たちの日頃の感覚が脅かされる事になります。この心の安静が奪われる時です。