千と千尋のダイエット（16）

 　　　　　　　　　　　カオナシ神（５）。。。。。。。。。。。非常に言葉が少なく自分の意志として「千が欲しい」と呟き続けるのみでその説明がなされず見る側つまり観客の判断にまかされます。カオナシはニガ団子で一時的に苦しみますが、飲み込んだ湯屋の従業員を吐き出し偽の金との交換に腹一杯食べたものも出してしまいその後に変身します。千を求めるのでなく不思議な程周りにいる千や銭婆の言うことに従います。仮に暴飲暴食が一時的に収まっても人ではリバウンドが普通です。カオナシはリバウンドしないのでしょうか。本来カオナシの帰るところは明らかではありません。しばらく銭婆邸でお手伝いとして働く設定になってます。欲望の赴くままにお金の力で実行する面と無条件で相手に従う面とが対照的です。子供の発達では「聞き分ける」力になるかと考えます。